DecorationDesireのデザインに酷似した商品に関して、
製作された大手帽子問屋さんに対して
書面にて酷似商品の販売中止を申し入れていました所、
本日、書面にて商品撤去と販売中止のご回答をいただきました。
大手帽子問屋さん
デサイナーとしてはストレートに酷似商品を製作して申し訳なかったと
詫びて頂きたかったですが・・・
書面の言い回しは・・・なかなか、私のデザイナーの部分としては
納得できるものではありませんでしたが、配達記録郵便送付後の対応は
真摯でした。
結果、商品撤去と販売中止・・・
これがすべてを物語っているのだと納得したいと思います。
今回の件、これまでにも良く似た商品を作られたことが
無かったわけではありませんでしたが・・・(作られた所は様々です。)
今も他に3型ほど、うちに良く似た商品を色々な売場で確認しています・・・。
私が今回の件でこだわったのは、
今回のデザインがDecoration Desireの基幹となる
デザインで私の帽子に対する考え方を端的に表した
Decoration Desireのコンセプトのようなデザインだったからです。
それを表面上のディティールだけをとらえて流用されたことが許せなかった・・・。
本当の意味でのデザイナーがいなくなって来ているという事なのでしょう(-_-;
デザインを考える時、コンセプトはないのでしょうか?
現在 販売されている商品を購入し、それをメーカーに持ち込んで
これを作ってくれる?などという仕事をしている人はデザイナーではありません。
お客様の声に耳を傾け、お客様の顔を思い浮かべ・・・
わたしは今日も明後日もデザイナーでありたいと思います。
Decoration Desire
デザイナー 穂積かおる